フィニッシュ カイロ 脳身研究所のblog

このブログは元JSC日本カイロプラクティック師協会会長と現九州カイロプラクティック同友会の会長、そして現日本カイロプラクティック徒手医学会副会長である荒木寛志が思いのままにつづるものです。 カイロプラクティック施療についての技法、セミナーについても予告や解説を行います。 皆さんが色々な世界を知って大きな視野を持ち、沢山の人々のお力添えになれれば幸いです。

第 3 回:12 月 2・3 日(土日)
大阪でKOセミナーが開催されます。
今回の内容はオーバーユースによるスポーツ障害、特に「下肢」を主に行います。
私の担当内容は下記です:
第3腓骨筋、薄筋、腸脛靭帯、足底筋の疲労に対する筋肉と皮膚へのアプローチ。
大腿直筋と小殿筋の第3頭との関係。
足部では全中足骨の軸の捻じれに対応する下肢の筋肉との関係。
また、股関節の可動域低下に対するリリースの仕方を解説します。
筋肉や関節へのアプローチには、血管へのアプローチが必要な事も多々ありますので、それも行います。
第 3 回:12 月 2・3 日(土日)
第 4 回:令和 6 年 3 月の土日(日程は未定)
1 日目(土曜日)14:00~19:00、2 日目(日曜日)9:00~15:00
●受講料;
JSC 会員 単発¥47,000、一括¥180,000(1 回あたり¥45,000)
会員外 単発¥57,000、一括¥220,000(1 回あたり¥55,000)
正会員割引 単発¥44,000、一括¥168,000(1 回あたり¥42,000)
指定院割引 単発¥39.000、一括¥148,000(1 回あたり¥37,000)
※受講料にはセミナー代、宿泊代、懇親会費、2 日目の朝昼食代が含まれます。
※会員外の受講料は入会後に受講されたほうがお得になります。
●会場および宿泊:第 1 サニーストン・ホテル・北館
〒564-0052 大阪府吹田市広芝町 10-3 TEL:06-6386-0001
●講師:①②田中勝士・阿知波正人 、③④荒木寛志・阿知波正人
●申し込み方法:
①申込用紙に記入後、JSC 事務局に郵送またはメール添付で送信
②KO セミナー申し込みフォーム(下記 URL または QR コード)から申し込み
QR コード
●受講料振込先
①郵便振替 口座番号:02280-4-41498
口座名義:日本カイロプラクティック師協会
②三菱東京UFJ銀行 大美野支店(オオミノ)(787) 普通預金0063225
口座名義 日本カイロプラクティック師協会
③クレジット・カード決済
※クレジット・カード決済を選択される場合は上記申し込みフォームから申し込みをお願いいたします。クレジットの決済方法はフォーム上に記載しております。
※申込用紙からの申し込みでクレジットカード決済をご希望の先生には、事務局から決済方法を個別にご案内させていただきます。
●申し込み期限 5 月 29 日(2 回目以降の単発申し込みの場合は開催日の前の月曜日)
※最低開催人数:10 人(受講希望者が 10 人に満たない場合は中止する場合がありま
すので、ご了承をお願いいたします。その場合、事前に振り込まれた受講料は返金致
します。)
●問い合わせ・申し込み先:日本カイロプラクティック師協会(JSC)
(事務局)〒456-0051 愛知県名古屋市熱田区四番一丁目 16-50
山木マンション 1-A
TEL/FAX:052-684-4486 携帯:090-4080-3127
E-Mail:jsc-office1@nifty.com
講師紹介
【荒木寛志】
JSC 前会長
九州カイロプラクティック同友会会長
日本カイロプラクティック徒手医学会副会長。
1997 年 WFC 世界大会では日本代表の 1 人としてポスター発表。徒手医学会の学術大会では現在までに最優秀論文賞 2 回、優秀論文賞 4 回、奨励賞 1 回を受賞し、受賞回数は日本一(当時)となる。その学術大会では登壇発表や教育講座を行う一方、幾度も座長を務め、第12 回学術大会では大会長となる。
個人セミナーも大阪、埼玉、札幌などで定期的に開催している。そのテクニックの特徴は問題となる原因を探し出す力に秀でており、身体だけでなく観えない世界へのアプローチも行う。
開業以来、宣伝はまったく行わないのにも関わらず、口コミだけで沖縄から北海道まで日本全国に限らず海外からも患者さんが訪ねてくる。
【阿知波正人】
JSC 事務局長(前書記)
日本カイロプラクティック徒手医学会前理事。
1997 年 WFC 世界大会では実行委員としてメイン会場のコントロール役として働く一方、日本代表で一般講演。
徒手医学会では立ち上げから携わり、第 1 回から実行委員として大会の運営にあたる一方、一般講演、教育講演、座長などを務め、名古屋支部でも運営委員を務め、数多くの研究発表を行う。また最優秀論文賞 1 回、優秀論文賞 1回、奨励賞 1 回を受賞。2016 年の第 18 回学術大会名古屋大会では大会長を務める。
JSC の各支部からの依頼でインターンセミナーの講師を務める。
臨床では基礎医学や生体力学的観点から検査学、ディバーシファイド、AK、SOT、CMRT などのカイロプラクティック理論を駆使して原因を探し出し、問題部位と問題の内容によってテクニックを選び施療するのに秀でている。
セミナーでは 30 数年に及ぶ経験と臨床で培った、わかりやすい解説で好評を得ている。

やっと時間が作れたので、久々のブログ。
本当は、この記事の内容は4月頃に書こうと思ったのですが、
時間が作れずに、今(笑)

40肩、50肩という症候。
発症原因が分からず、
自然と。いつの頃からか。などと言った返事が返って来ます。

寒い冬から暖かくなって行く春の時期。
これ、自律神経機能で考えると、
冬=交感神経優位。
春=交感神経→副交感神経へ移行。
夏=副交感神経優位。
秋=副交感神経→交感神経へ移行。

安保先生

図:絵でわかる免疫(安保徹)より。
良い本です。買いましょう。


この様な流れになります。
副交感神経の働きにより消化器系の機能が高まります。
もし、その働きが上手く出来ない状態だったら、
胸やけ、胃のもたれなどの症状が出やすくなると思われます。

朝が寒くて昼が暑いみたいな、
寒いのか、暑いのか分からなく感じる季節では、
自律神経の調整が上手く行かない人も多いはずです。
 
そこで、AK(アプロイド・キネシオロジー)胃に関する筋肉は以下です。
大胸筋鎖骨部
上腕二頭筋
回外筋
円回内筋
頸部屈筋群(斜角筋、頭長筋、頸長筋)


大胸筋鎖骨部は、
鎖骨の内側下縁の半分から起始して、捻じれて上腕骨大結節稜に付着しています。

大胸筋鎖骨部


上腕二頭筋長頭の腱は、
肩甲骨の関節唇から起こり、結節間溝にある上腕横靭帯の中を通っています。

肩関節断面②


肩関節側面②

図:プロメテウス 
良い本です。買いましょう。

肩が挙がらないというケースでは、
肩関節前面を触ってみると分かりますが、
上腕二頭筋腱が肥厚して強い圧痛があります。

これに加えて、胸やけや胃もたれなどが併発していると、
食道から胃にかけての問題が推測されます。
そして食道裂孔のある横隔膜への手技も必要になって来ます。
特に、仰臥位で肩関節外転90度から手関節を持って肩関節を内旋させると抵抗がある場合、
横隔膜の内側弓状靭帯と隣接する大腰筋の緊張もあります。

この部位に手技を行うと、
不思議な事に肩関節内旋の可動域が改善するケースが多いです。
要は、結滞動作がやり易くなるということです。

肩関節の石灰沈着に効果のある胃薬があるそうですよ~。
五十肩にH2ブロッカーが効く? | くすりの勉強 -薬剤師のブログ- (yakuzaic.com)

肩の痛みに効く胃薬 - 鈴木龍太のラケットを握った外科医 - テニスブログ|テニス365 (tennis365.net)

終わり。

3月19日に大阪でセミナー行います!

今回は上下肢に関わる症状の改善法」

例えば、手のシビレ。 通常でしたら、頸部のヘルニアなどという問題で扱われますが、 私の経験上、その頻度は低いです。 多くは筋肉からの関連症状が多くをしめています。 それでも改善しないシビレには、患部の
「擦り」があります。 これは、生理学書に書いてあることですが、
「皮膚からの触刺激」の効果は絶大です!  →この理論は日本カイロプラクティック徒手医学会で「最優秀論文賞」を頂いてます。 単に擦るだけではダメでして、そのやり方をお伝え致します。 他には手足の関節を丁寧に可動させることで、
項部筋の緊張が解消されたり、肩関節の可動域が改善させたりします。  →20年ほど前にカイロプラクティック雑誌「セサモイド」に投稿しています。
また、左右の足のサイズ(踵‐母趾間の長さ)が1㎝ほど違う方が多いのですが、靴を選ぶときに困りますね。 その修正は
「横隔膜」で解決します。
手技時間は5秒ほどですので、
そのやり方をお伝え致します。

緊張した筋肉に対しては、前回のブログで書きましたように、 「皮膚の捻じれ」が分かると触っているだけで、20秒ほどで緊張は消失します。
他にも沢山ありますが割愛m(__)m

いつも小技だけの内容ですが、
患者さんからはマジックショー的な反応を頂いておりますm(__)m
この患者さんの驚きは、脳内で「期待と展望」となり、症状の問題解決が早まります。
しかしこの小技( 一一)
施術後の帰り際に「ここも気になるんですが」という術者が困る訴えに対して、
「あ、それですか。ではこれで」という対応がすぐに出来ます。

興味のある方は、セミナーにお越しくださいm(__)m

以下はFBから転載です。



〜セミナーのお知らせです〜
今年もやって来ました❗️
ソフトタッチの手技であらゆる患者さんのお悩みを解決する荒木先生が、態々熊本から教えに来て頂きます😊
 関西ではこんな機会は滅多にないですよ!
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【日時】
2023年3月19日(日)
10:00〜16:00(予定)
【会場】
ZERO
住所:
〒594-0023 大阪府和泉市伯太町1丁目4−13
【費用】
¥22,000-(税込)
●昼食・お茶付
【セミナータイトル】
上下肢に関わる症状の改善法
《体軸バランス、眼の復習など》
【内容】
●手のシビレに対して:胸鎖関節、トリガーポイント、皮膚操作法
●足部について:距骨の軸、腹部の緊張に対する距骨調整、タランチュラ、中足骨を使う項部筋の緊張緩和法
●下肢の安定:薄筋と足底筋、大腿筋膜張筋と膝窩筋。片脚立ち上がりので膝の位置
●身体の軸つくり
●横隔膜:最新版 母趾の長さの調整(腹部動脈)、腰方形筋と大腰筋との関係
●視覚の調整:老眼と眼精疲労(眼の動脈)
●生理痛:白線
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