真っすぐな線が曲がって見える。
これは「加齢黄斑変性症」と言われているそうです。
参照:
片目だけものが歪んで見える黄斑変性症 | スポーツから経済社会、日本の将来まで | へぇ~、そうだったのニッポン! (feel-japan.net)

眼は朝起きた時から寝るまで視野に入る色々な外界の世界を認識します。
とても重労働な器官です。

視力の低下も辛いですが、
観えてくる世界が曲がって観えるというのも困ります。

症例:50代女性 8402 令和3年9月11日再診
主訴:左眼だけ物が曲がって観える。ぼやけてもいる。
現病歴:数か月前から左眼だけ線が曲がって見えるようになった。
所見:病院では黄斑か網膜の問題と言われたとのこと。
 左眼だけで壁の板の水平線を観させると曲がっているという。

施術
左脛骨と腓骨の骨内の軸を整える。
蝶形後頭底結合の調整。

視野の経路を観る( 一一)
左眼だけ左側の視野に関わる経路の中で、網膜の所で流れが止まっている。
 →独自の観方なので医学的な根拠はありません。

そこで下肢を観ると、ある部位で反時計回りに回転していない所があった。
そこにタッチ。

私「左眼に何か感じると思います」
ほどなく
患「あ~、左眼があったたくなってきました」

終了~

施術後、左眼で壁の板の水平線を観させる。
私「どう?」
患「あ!え~、曲がっていない!ぼやけもない!何で?何で?」

考察
病院で近々眼球に注射する予定だったそうで、
怖いから観て欲しいと来院されました。

施術の1週間後に病院で再検査され、歪みは多少あるとの事でしたが、
「画像では網膜の中心?部のにごりというか、老廃物というか、血液というか、そういうものが、薄くなっていたので、様子をみていくことになりました。」との連絡を頂きました。

施術としては、視野の経路に対して対応する部位の動きを付けただけです。
これは先月、大阪でセミナーした内容です。
このアプローチは「はっきり観える」という場所に行う施術です。


視野_0001

図:どの本か分からなくなりましたm(__)m


セミナー会場でも大半の先生方に、はっきり観えるようになりました。
これは視力向上ではなく認識力の問題だと思います。

眼科などの専門医の方々からも視点からすると、
「何言っている!?」
「そんなことがある訳ないだろう」

などの意見もあると思いますが、
ただ、おかしい所に対処したでけで、患者さんの感じた結果を書いたまでですm(__)m
 →おかしいところ:外側膝状体です!
→何故なのかはセミナーで説明します。

私は当院に関して開業以来、広告も宣伝も一切しない主義ですが、
セミナーに関しては宣伝はしますm(__)m

2年前にJSC東日本支部セミナーで「眼からパフォーマンスをあげる」という内容を行いました。
今年はこの眼に関するZOOMセミナーを11月7日、12月12日に行います。
今回取り上げた手技も解説致します。
詳細は:https://www.facebook.com/jsceastjapan/

完。