今週は筋○療法関係について、色々と私見を述べました。
多分、当たっていないとは思いますが、少しずつ何か試行錯誤出来そうなヒントを沢山頂きました<(_ _)>
「圧力」
これは観えないもの。
感じるだけ。
観える世界が全てではなく、
観えない世界が真実かもしれない。
鍼灸で言う「穴(ツボ)」がそう。
30年以上も前に鍼灸短期大学を卒業した私。
当時は医師達が観えない「ツボ」に対して全否定。
だから当時、学校では、
鍼灸専門学校 →鍼灸短期大学 →鍼灸大学 →大学院
というステップアップの構想があるけど、直ぐには出来ません。
そこで医師団が視察に来て、学生たちに質問攻め。
医「この皮膚の直ぐ下にあるものは何?」
学「棘上靭帯です」
こんな問答を繰り返して、学生たちのレベルをチェック。
そして、私達が卒業して2年後に大学に昇格。
今では普通に鍼灸が通用している時代。
2000年の歴史のある鍼灸。
それを西洋医学が判定する(笑)
逆じゃろ?
エビデンス(科学的根拠)や経験値(データー)がモノう言う西洋医学。
鍼灸は、なんせ2000年!
経験値がとても膨大。
でも穴や経絡は観えないので否定。
本末転倒!
馬鹿げている。
あの野口整体の野口晴哉先生が、やけどのケロイドを手技で消失させていた頃。
国(日本)から是非本を書いてほしいと。
最初は野口先生もOKしたのだが、国から、
国「科学的根拠を証明して書いてくださいね」
野「なら書かん!」
あくまでも概要ですがこんな感じだったそうです。
手技は感覚。
文章に書けるか?
師匠の大○先生がいつも言うように
「こんな感じ」
それしかないのです。
だから資料は無い(笑)
これです!
と言ってしまったら、それしか考えない。
感覚は個々違う。
だからそこは個々を大事にしているから…言えないのです。
ヒントは義務教育の本の中に沢山あります。
難しく考えると正解への方向が狂って来ます。
私は立場上、手技を教えなくてはならない。
それもある程度理解できるように解説しないといけない。
だから、皆さんが知っているような用語を使う。
観えない世界を否定するな。
そこに答えがあるはず。
だから症状が消失する。
観えない世界を一番理解していくれているのは…患者さん。
患者さんは少しでも症状を取ってほしいから皆さんの所に来ているはず。
施療の反応を感じているのは患者さんの身体の組織。
施療者側が主体ではありません。
自己満足で施療してはなりません。
もし、今までの施療で解消できなかったら…
観方を変えないと、問題解決にならないのでは?
あ、サリーちゃんがヒントを書いてくれている!
→ブログ消すのが早いから、観れたら幸運(笑)
あの人は特別。
観ている世界が違う。
超感覚人間(笑)
と言うより、超感覚生命体 Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
でも、それが正解なのね。
やっと本題(笑)
安心して下さい。
普通の施療です<(_ _)>
症例:50代 男性
主訴:右上背部の痛み、右第3指~5指のシビレ、軽度の記憶鵜消失。
現病歴:
2009年に追突事故後から右脚が前に出にくくなる。深呼吸が途中で止まり、深く吸えない。
2010年頸椎ヘルニアで手術(第2頸椎~第6頸椎までの棘突起を切除)
その術後から右第3指~5指のシビレ発症(医師からは筋肉の問題との説明)
今年に入り、頭痛と吐き気。1ヵ月前から記憶が時々飛ぶ。
2012年頚動脈プラーク(頸動脈に1mm以上の隆起がある)
15年前にバイク事故でアキレス腱断裂。
所見:Wright’s test位で直ぐに右肩がだるくなる。
血管酸素濃度:右98%、左99%
両腸骨筋筋力4+(80%)
第2頸椎後方変位、第3頸椎前方変位。
右上後鋸筋の圧痛著明(軽く触るだけで激痛)
仰臥位で右腕をバンザイするように牽引すると右腕の長さが1cm短い。
施療:
右上後鋸筋と左下後鋸筋をタッチ。
→双方が呼吸に合わせて動くようになったら終わり。
→右上後鋸筋の圧痛著消失。
右アキレス腱手術痕の引っかかりにタッチ。
→皮膚とアキレス腱間の抵抗部位をイメージしてやる。
→右腓腹筋の緊張消失。
サザーランド・タッチで第2頸椎後方変位、第3頸椎前方変位修正。
→両腸骨筋筋力正常。
→緊張性頸反射の応用です。
→
右横隔膜と肝冠状間膜間のリリース
→深呼吸が出来るようになる。
右腎臓のリリース
→肝臓の裏ある腎圧痕で腎臓の動きが制限されている。
→バンザイ牽引での右腕の抵抗が消失して、長さが揃う。
CV-4
→右第3、4指のシビレが消失。
考察:
手術は成功、ヘルニアは取りました!\(^o^)/
でも術後にシビレ発症 \(◎o◎)/!
後頸部には10cmほどの手術痕。
これでは頚部屈曲は制限されます。
すると、
頚部屈曲が出来ないと頸反射に異常を起こして脚が前に出なくなったと思う。
頸は大事よ。
追突事故。
頸だけに障害が出ると医師達は思っているみたいですけど…。
シートベルトしているので、当然「胸郭と骨盤」は衝撃を受けます。
何故、それを観ないのか??
その衝撃で呼吸が一瞬止まります。
身体トラウマが固定されます。
右横隔膜が固定化されると、どこかで呼吸を助けなければなりません。
生きるために。
すると、右上後鋸筋や斜角筋が呼吸を助けるために、通常以上に動きます。
すると筋肉が緊張してトリガー・ポイント的な症状を呈します。
この方は入室するときには「どんより」状態 (-.-)
施療後は生き生き\(^o^)/
あ~呼吸が楽~
脚が軽い~
と言いながら、右腕をブルンブルンと回してる(笑)
そして3回分の予約を取って帰られました。
→多分3回も要らないと思いますが…
ありがとうございます<(_ _)>
人生、何が原因で狂ってしまうのか?
患者さんは言っていました:
「重症と思っていました!」と。
私達は空気を吸って、はいて生きてます。
酸素が脳に行き、それで生命が活動されます。
呼吸が出来ないと色々な症状が出ます。
神経が圧迫されている事が症状の出る原因だろうか?
まずそれを知りましょう。
空気。
観えます?
観えないものに命を助けられている事を忘れていないですか?
堀 和夫D.C.のブログに「4DS」の記事がありましたので、許可を頂いて掲載致します。
堀先生と初めてお会いしたのは「日本カイロプラクティック徒手医学会」
その時に「3D」での観方をワークショップで解説されました。
しかし、
今では「4DS」
沢山の方が、観えないものに対して興味を示して頂いたら、また違った救いが可能となるでしょう。