先日、徒手医学会から提出した論文の査読結果が送られてきました。
案の定、訂正の指示だらけ(笑)
指摘には3つあります。
①全般的修正希望
②全般的修正要求
③個別修正指摘
②の「全般的修正要求」に従わないと、論文は却下! Ψ( ̄_ ̄)Ψ
水の泡(笑)
表現は難しい~
というか文章力の欠如( ̄O ̄)
去年は忙しかったもんな~
論文だけ集中できる環境が欲しいな~
もでそれでは、食べていけませんから~m(_ _)m
今年も取れるか「学会賞」(笑)
また暫く論文作成に時間を取られます。
ブログ更新が出来るかいな~?
症例:50代 男性 農業
主訴:左頸から左上腕後面にかけての重だるさ。
現病歴:1年前から次第に。
既往歴:4年前に肺気腫と糖尿病予備軍。
30年前に左足で釘を踏む。
所見:病院のMRIではヘルニアと診断される。
頚部後屈と左回旋で左頚部下部に痛み。
Wright’s testは正常。
左第5肋骨角に吸気障害で圧痛著明。
夜尿2回。
施療:
左第5肋骨角リリース
オッディー括約筋の解放
心膜のリリース(軸調整)
頚部のリンパ循環の解放
2回目(3日後):
調子がとても良い。しかし昨日動きすぎて左頸部痛。
しかし、良く寝れた。
左下腿の内圧調整。
右肺の中葉、左肺の上葉の:リリース。
硬膜静脈洞の解放
頚部のリンパ循環
3回目(4日後)
左上背部(第4肋骨角)がうずく。しかし、左腕は軽いまま。
左第4肋骨角リリース。
胃が挙がっているので調整。
硬膜静脈洞の解放。
CV-4(14回/分)
考察:
左第45肋骨角付近は4年前の肺気腫の関係があるように思います。
さらに夜間の排尿が2回。
これは心臓と肺との自由な動きが制限されていることが多いですね。
頸が乗る土台である胸郭。
それが崩れていると柱(頸)が上手く立ちません。
頸を施療する前に、まずその下にある構造を観てみましょう。
1回目の施療直後に腹を着てもらっていると、
「とても汗が出てきた」とビックリされてました。
4回目に来られた時に、
患「前回施療翌日に、1日中とても身体がきつくて1日寝てました」
私「で、それからは?」
患「翌日からとても:調子が良くなってます」
この方は反応が良いです。
そして施療で変化する身体に感動されます。
こういう方は寛解がとても早いですね!
今日のお勉強~
胃の位置の調整(『胃下垂の場合)
胃下垂や:裂肛ヘルニアは薬では元の位置には戻りません。
手助けが必要です。
横隔膜にある孔に注目してみましょう。
①大静脈裂孔 (T8の高さ)
②食道裂孔 (T10の高さ)
③大動脈孔 (T12の高さ)
胃の位置を調整するには①②を使います。
これらの横突起には:圧痛があります。
それと足三里を押しながらやると変化すやすいようです。
①食道裂孔のあるT10の左横突起と足三里にタッチ。
タッチだけよりも、ほんの少し強めの方が良いかもしれません。
②次に大静脈孔のあるT8の横突起と足三里にタッチ。
ほどなくして手を放して打診で胃の位置を確かめましょう。
図:プロメテウス 良い本です。買いましょう。
図:ネッター 良い本です。買いましょう。