昨日ようやくKOセミナーの資料が完成!(^o^)/
PCから「宅ふぁいる」で講師へ送る。
今は便利ですね!
昔はパワーポイントファイルをCDに落として郵送~
名古屋まで超特急でも2日間掛かっていた。
今では数10秒!
しかも無料~(^o^)/
1週間前から出来た!と思って安堵していたら…
色々と講義したいことが出てくる(¬_¬)
作り過ぎても時間が足らないし…
印刷も大変だし…
でも作った( ̄O ̄)
もう1人の講師の高橋先生のファイルと合わせたら…
226枚になった! ((ΦωΦ))
JSCの資料は1ページ当たりスライド2枚。
しかもは片面擦り(笑)
となると133枚!
参考書籍は14冊。
皆さん買ってね(笑)
来週のKOセミナー(上肢編)は濃いよ~
しかも「Vol 1 」とは内容が大幅に違います!
ブログを休んでいるときに沢山の臨床ケースを体験しました!
溜まっているけど、昔からブログを読んでいる先生方には…ありきたり(笑)
為になるのを少しずつ書いていきますね。
まず「禁忌症」を疑うケース。
「目覚め型頭痛」!
これは脳圧が上がったために起こる症状。
つまり
①腫瘍によって脳が変形したために架橋静脈が引っ張られるからです!
②寝ていると脳脊髄液は頭部にも上がって来ます。
③次第に頭蓋内圧が高まり、静脈が牽引されます。
④その痛覚で痛みを感じて眼が覚めます。
⑤起き上がると脳脊髄液は足方へ下がるので頭痛が緩和して来ます。
…
この後に、沢山書いたんですが…
図も入れたんですが…
更新すると…消える(笑)
1時間格闘も改善されず(≧д≦)
気を取り直して( ̄O ̄)
症例に行きま~す。
症例:50代 女性(8592) 初診平成27年2月12日
主訴:頭痛、食後の咳
現病歴:2年ほど前から右後頭部の痛みで目が覚める。
食後に咳が出る。
所見:頭部MRI異常なし。
24歳の時に逆流性食道炎と診断される。
後頭骨とC1が右回旋不良。
施療:
足から身体全体を把握する。
肩から内臓全体を把握する。
左T5横突起と左足三里タッチ
→胃の修正
蝶形後頭底の修正
→右蝶形骨ロックしていた。
胸骨下1/3部に圧痛
→圧痛部とT3(食道)タッチ。
考察:
2回目になる6日後の施療時にはすべての症状が消失していましたので終了。
この方は現在施療している患者さんの友人。
施療中の患者さんが:
「肝機能が正常になった」
「胆石が消えた」
「腎結石が消えた」
という病院の検査結果に興味を持って付き添いで来院。
→私の施療でそれらが改善されたかは不明(笑)
今日のお勉強
※目覚め型頭痛を全て脳腫瘍と決めつけてはいけない。
転移性腫瘍は一次性(脳)腫瘍よりも7倍多い。
既存の癌の無い場合には、頭蓋内腫瘍は比較的まれ。
脳腫瘍111人に頭痛が48%、目覚め型頭痛が僅か17%だった(文献より)。
①癌があるか?⇒転移性の脳腫瘍
②麻痺や痙攣があるか?⇒神経障害の有無
③薬物(アルコール、カフェイン、一酸化炭素中毒)からの離脱時
→コーヒを飲む頻度が少ない休日に発症するか? ⇒カフェイン離脱
④閉塞性睡眠時無呼吸
→閉塞性睡眠時無呼吸か?⇒イビキ、昼間眠い
⑤夜間低血糖でも起こる。
→夜間低血糖⇒薬物や食事が最近変わった糖尿病で最もよく見られる