世界陸上やってますね!
ボルト。
やはり速いです!
私の頃のヒーローは、
やはり「カール・ルイス」
走るのは脚(足)。
超一流の選手の足関節の使い方は、
一流とどう違うのか?
気になります…
下の図。
全て違う選手のものです。
カール・ルイス選手はどれでしょうか?
足関節の底屈と背屈の角度が全然違いますね!
一番左なんかは、殆ど角度がありません。
これで速く走れるのかね?(¬_¬)
一番右なんかは蹴ってますね~(  ̄▽ ̄)
カール・ルイス選手の実際のフォーム
形が綺麗ですね。
ということで、
答えはこれ ↓
図:スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと。
良い本です。買いましょう。
何と!
足関節の底屈と背屈が一番少ない左側でした!
解説によると、
1991年世界陸上で100mを9秒86で優勝!
この時のカール・ルイス選手の足関節の状態は、
着地局面で足関節が最大に背屈した状態で「90度弱」
離地時で底屈角度が「110度」
従って、僅か20度ぐらいの角度でしか足関節を使っていません。
つまり、世界のトップスプリンターは足関節で蹴っては走らない!と。
逆に日本人スプリンターは足関節だけでなく、
膝関節も伸ばし切ってしまうらしい。
世界のトップ選手の走りは、
体重を乗せた支持側の足関節も膝も伸ばし切らないうちに地面から離れるとの事。
膝にはもっと小技が必要みたいです。
「膝抜き」
これは「常足(なみあし)」という走法に使われているみたいです。
体幹を捩じらないもの。
詳しくは書きませんが、
「股関節外旋」
「膝抜き」
「アウトエッジ」
この組み合わせが良いらしいです。
股関節外旋は、
蹴って前に出る時に使う殿筋群。
これは股関節伸展筋ですね。
同じこの内旋させる腸骨筋を使うと、脚は屈曲するので(笑)
膝抜きは
膝を伸ばし切らないで着地する。
伸ばして着地するとブレーキが掛かってしまします。
能や合気道なので袴をはいているのは、
膝抜きを見せないため。
そして体幹がぶれないようにするためか?
アウトエッジは、
足底の外側に体重を掛ける事。
母趾には体重を乗せない。
バランスボールに立つ時。
股関節を外旋して、
体重を足底の外側にして立つと上手く立てます。
しかし、股関節内旋で、足底の内側に体重を掛けると安定しません。
最近、足の外側に体重を掛ける意識をやってますm(_ _)m
昔、とあるセミナー後に新幹線の中で、
足がつりました(笑)
その姿位がまさしくこれ!
近頃になってようやく意味が分かりかけましたm(_ _)m
ありがとうございます。
話は変わりますが、
2年前に世界陸上に出場する選手が施療にみえました。
半月後が世界大会。
主訴は、
「膝窩部の痛み」
ん?!
膝抜きが出来ないよ~( ̄O ̄)
この方の施療に当たっておられる手技療法家の先生が、
「内臓を観てもらえませんか?」
と連れて来られたケースです。
牛乳を毎日飲んでいるとのとで、
膝窩筋の安定がありませんでした。
施療は
膝窩動脈
オッディー括約筋と十二指腸
など。
後日、その先生から話を聞くと、
選手がスタートラインに立った時に、
横にいる外国人選手の身体を観たら、
骨盤周りの筋肉が桁違い!
「これは無理だわ」と感想を述べられたらしいです。
確かに、
黒人選手の身体は桁違い!
ゴールまじかの最後の伸びも違いますね~
やっぱ、体幹が違いますね。
種目別 ↓