9月2・3日と大阪の江坂でKOセミナーがあります。
今回は14回目で「診断学」
部位別の鑑別検査と施術についての診断学の考察を学ぶ 。
患者さんが訴える疼痛から、
患者さんが訴える疼痛から、
問診→検査→鑑別→施術→評価→今後のプログラム
と言う治癒に導く施術プログラムを作成できるように。
全体と局所・治癒過程を学びます。
皆さん方は、
観方
検査法
鑑別法
をお持ちの事と思います。
でもそれは、既存の方法。
つまり、
誰でも学校で学んで来た方法。
それでパーフェクトなのか?
多分、
中々寛解しない症例をお持ちの事と思います<(_ _)>
私も沢山抱えています。
それを少しでも減らさないと食べて行けません。
どうするか?
→別の観方を知る事。
医療系の学校で学んだことは大事。
それでも対応できない症例。
沢山ありますよ!
何がその人に起ったのか?
何でそうかなったのか?
何故、何年も寛解しないのか?
治験の数は必要。
流行らないと、それも無理( ̄0 ̄)
下手糞な手技で何年もやり続け、
少しずつ患者さんが増えたり、減ったりして行く。
毎日が不安でいっぱい。
これは私の体験談です<(_ _)>
問題の検出方法は色々あると思います。
テクニックを知っていても、
その症例にとって適格かどうか?
五十肩にはこれ!
ぎっくり腰にはこれ!
それも有りですが、
病名や症候名で決めれないのがこの世界。
いっそのこと、
「原因不明」と診断されているケースが本領発揮出来ますね。
大概は病名と診断名の呪縛に掛かる我々。
医師は診断して病名と症候名を付けるのが仕事の1つ。
だから、
整形外科を受診すれば、その領域での病名や症候名が付けられやすいです。
内科に行けば、内科の診断。
精神科に行けば、精神科の診断。
該当しないケースは、
他の科に回されます。
我々はどうか?
病名や症候名は付けれないので、
「どこそこに問題があるような~?」
の世界。
バシッと言いたいが、
法に抵触する。
でも根源が分からないと、
中々寛解しませんね。
症例:40代 男性 農業(5637) 平成29年7月10日再診
主訴:右示指の痺れ、頸と肩こり
現病歴:1ヶ月前から次第に発症。
所見:右スパーリング・テスト陽性。ジャクソン・テスト陰性。
施療:
観る( 一一)
右ASISと出る。
→タッチ
右星状神経節
右側頭骨
右胸鎖乳突筋
座位で骨盤調整
示指の痺れ、かなりまし。
2回目(4日後)
頸部・肩こり変化なし。痺れ少しまし。
観る( 一一)
→血管と出る。
左第3肋骨
右頸動脈リコイル
右鎖骨下動脈の緊張を右第3中手骨で合わせて取る。
→頸部肩こり、痺れが激減。
3回目(6日後)
示指痺れ10→6
頸部右水平回旋のみ下部頸部に痛みあり。
右スパーリング・テストは陰性。
おかしな事に、頸部は
自然体の中立位が一番頸部(下部)に違和感があるという。
観る( 一一)
何と、右腎臓に抵抗。
聴くと、
就寝後の夜尿が1~2回あるという。
→おねしょではありません
大人の夜尿の原因は心臓問題があります。
腹臥位で腎臓レベルを押すと、
激痛!
左大腰筋弱化(40%)
→仰臥位で両腎臓へアプローチ。
→大腰筋筋力正常
→頸の痛み消失。
→右示指痺れ消失。
考察:
通常の問題点では寛解しなかったケースです。
腎臓とは…
2つある臓器は片側に負担が掛かると、
もう1方にも異常が起って来ます!
だから両方アプローチします。
この暑い季節は腎臓、大腸、小腸は観とかないと!
私が推奨する清水一充 先生の神ブログ!
こんな丁寧な内容は中々書けませんね!
素晴らしいです。
素晴らしいです。